怠慢プログラマーの備忘録

怠慢でナマケモノなプログラマーの備忘録です。

2018年の思い出

タイトルを迷わず書いてみたら、小学生の文集かと自分でびっくりしました。

といいながらも仕事?プログラマー的?な話とワインの話しかしません。

今年は割と頑張って外に出てみました。というより外に出る必要性を感じた1年でした。 ちょうど今の会社に入社して2~3ヶ月たったのが今年の1月とかだったので、色々感じていたのかもしれません。 何を感じていたのかは覚えていません。「2017年の振り返り〜」みたいなのを書いておくべきだったと思うので、今年は書きます。

なので備忘録です。

1月:本気で覚えてない

会社で初詣に行って自分でぽっぽ焼き食べながら、社長が買ってきたぽっぽ焼きも食べてたことくらい。 多分研修?扱いで、よくわかんない写真ペタペタするだけのWebサイト作ってて、大学生の時にタイムスリップしていた気がします。

2月:DroidKaigi 2018

cunelwork.co.jp

yutaabe200.hatenablog.com

はじめてこのような大きなカンファレンスに行きました。

この時点では「Androidほんのちょっとワカル」状態だったのですが、セッション内容的にも設計周りだったりチームビルディングだったりマルチプラットフォームだったりと色々なセッションが用意されていたので、Androidのことも抑えつつもその他にiOSでもあるある的なトークも聞けたので非常に有意義なものでした。

同時にコミュニティってすごいなーとか、大事だなーとか漠然と思ってなんとなくその世界観というか、居心地がいいなーって感じたのもDroidKaigiがきっかけでした。

ちなみに翌日にFJUGのMeetupに参加してきたのですが、この頃感じたのはFirestoreはみんな手探りなのかな?って感想でした。 多分僕が行った時より規模的にも大きくなっているので、また行きたいし来年はこれだけの為に東京に行ってもいいかなと思ってます。

3月:新潟永住計画のiOS/Andoidアプリを開発・リリース

新潟永住計画

新潟永住計画

  • CUNEL WORK CO., LTD.
  • ニュース
  • 無料

play.google.com

僕はiOSエンジニアとして今現在行きていますが、Android大好きです。普段使いするのもAndroidの方が好きです。大学生の時にeclipseでちょっと動かして遊んでいたりしてました。

DroidKaigiに行った影響もあり、「やっぱりどっちもできた方がかっこいいよね」ぐらいのノリでAndroid・Kotlinを猛勉強し始めました。 確かiOSをはじめて勉強し始めた時もそんな感じで、何かに取り憑かれたかのように、寝ません。 あんまりよくないのですが、最初は肝心なので心が折れる隙を与えないくらいでやるのが1番です。

ただ前々からAndroidの文化はなんとなくわかっていたし、Kotlinの言語仕様もSwiftとどう違ってどこが近い、みたいなのは知っていたのでそこまでハードルは高くなかったって言うのと、普通にJava系(JavaScalaとかGroovy(spock))とかの経験はあったので、そこまで言語自体にハードルは感じませんでした。むしろKotlinも言語的には文句なしだし、なんせAndroidStudioが優秀すぎて(GUI Editorとか補完周りとか)やっぱり僕はAndroidも好きになりました。

ともあれ、これが正式的に僕のAndroidデビュー作となりました。 iOSはチャチャっと簡単に作ってあまりレイアウトとかまだ綺麗ではありません。

4,5月:フラー株式会社出向

fuller-inc.com

ご縁があって今の会社に所属しながら会社間で契約があり、フラーさんに短い期間でしたがお世話になりました。

新潟県内でトップクラスのアプリベンチャーです。

ja.appa.pe

長岡花火 公式アプリ

長岡花火 公式アプリ

  • Fuller, Inc.
  • 旅行
  • 無料

↑このようなサービス・アプリを提供している会社です。

他の会社・プロジェクトの文化で開発にアサインするって言うのも1つのハードルがあって、それは技術云々以外にも例えば使ってるモジュール管理ツールが違ったり、アプリの設計思想が違ったり、どうゆう風にPR出せばレビューする人の負担にならないかとか色々勉強になります。

もちろん技術云々でも色々教わりましたし、それがきっかけで今でもよく色々なとこに誘っていただいていて感謝でいっぱいです。 個人的には、アプリ開発という観点であまりチームと言う意識で開発することが自社だとまだまだ薄い状況の中だったので、非常に楽しかったです。 (自慢にはなりませんが、ちなみに新潟のアプリちゃんと開発できますのベンチャー2社での経験ができたので、新潟県制覇しました)

ちなみに1版の収穫は、机をちゃんと自作できるようになりました。そしてそこからチームビルディング的なことも学べたので、チームビルディングに困ったら、まず社内の机を全て捨てるところから入るのをお勧めします。

6月:新規自社アプリのプロト開発と受注案件ちらほら

この頃からアプリの受注相談?みたいなのが何故かチラホラ来るようになり、一応社内にいるようにしなければならない感じになりました。 ただちゃんとした案件はなかった気がします。(何かしていたはずなのですが覚えてない)

またこの頃から本格的に両OSネイティブでPinQleを作り始めていました。

7月:iOSDCのレギュラートークに採択

これで一気にテンションが上がっていた気がします。

DroidKaigiに行ってiOSのコミュニティに参加したい感が高まっていたので、その上のトーク採択は素直にすごく嬉しかったです。 確かメール受け取った時会社で叫んだような気がします。

また@d_dateさんから俺コンの話も貰ったのもこの時で、あまりにもテンションが上がって即答してしまったけど、大舞台での登壇がほぼ初登壇にも関わらず短期間で2つ仕上げる必要が出てきたのには8月に入ってから気づきました。 (正直この時、登壇って言っても前職でそれなりの人数の前でセミナーとかやったことあるし大丈夫っしょのノリでしたはい)

8,9月:iOSDC&俺コン

会社からお知らせ出したので、こちらからご覧ください。(1つずつ貼るのがそろそろめんどくさくなってきた。)

cunelwork.co.jp

cunelwork.co.jp

はじめてのiOSコミュニティへの参加でした。 おそらく皆さんの様子をみていたら、何かと常連さん的な人たちや知り合いの方が多いみたいで、特にスピーカーディナーなんてどうしようみたいなまるで新卒1年生みたいな感じで行きましたが、俺コンのお話をくださった@d_dateさんを始め非常に色々お話させて貰えましたし、俺コンの際には、運営の方々が夜遅くまで付き合ってくださったりと、僕にとっては「あの有名な〇〇さんね」「あーよくCMでやってる〇〇社のエンジニアさんなのね」「はいはいそのアプリ作ってる中の人なのね」って、正直新潟で細々とプログラマーしてて死ぬまで一生関わることはないであろう方々に出会ってしまって正直麻痺はしました。

ただ折角そういう機会を頂けたのも、非常に貴重なチャンスだと思ってこれからも何かある度に日本酒を持って上京しようと心に決めた期間でした。

10月:技術書典で頑張って売り子してきた

yutaabe200.hatenablog.com

前職の出向先でお世話になったウォーターセル社の@Nkznさん執筆の本の販売のお手伝いをしてきました。

water-cell.jp

@Nkznさんには普段からも色々とお世話になっていますし、iOS素人の僕を何故が前職時に契約していただきかつ色々と教えていただきました。 (今考えると、あの契約は何故成立していたのだろう...)

同人誌の他に技術評論社から出版されているAndroid入門本も販売してました。

たった1日で基本が身に付く!  Androidアプリ開発超入門

たった1日で基本が身に付く! Androidアプリ開発超入門

GUI EditorのConstraints周辺でかなりわかりやすかったので、入門してしまった私でも非常に参考になります。

ちなみにこの間のNDSで同社の@circled9さんや@sakapunさんとも久しぶりにお話ができて嬉しかったので、勝手にWCI社には何故か親近感があります。

11月:何故か自分のアプリがバズる&チームビルディングに励む

まず、

play.google.com

Enoque|御朱印帳管理アプリ

Enoque|御朱印帳管理アプリ

  • Yuta Abe
  • ライフスタイル
  • 無料

これが何故かちょいバズり始める。

インストール数だと平気で1日10くらいを右往左往してる感じ。

誰かこのアプリのマネタイズを教えて(笑)

色々とコミュニティに参加した結果、他社の体制やチームビルディングについても少しづつ見えてきました。

その中で会社にもフィードバックしてあげたら、と思ったのですがそれ以外の組織上の問題はまだ創業間もないこともあり山積みでした。

簡単に言うと会社としての労働環境や諸々を含めた整備もまだまだで、それに対して労働者から反論の声も上がってきている段階だけど、そもそも会社組織が求める水準に労働者や文化が達していなかったり、組織・事業としてそもそもの経営層が臨む目的が達成できてなかったり、業種の違いからくる文化の違いみたいな、トンネルです。

正直どっちにも肯定もしないし批判もしないし、どっちにも肯定はするし批判はするしの謎の立ち位置でどうにか道筋を、と思ったのですが僕の影響力不足かなんなのか、色々なことがなあなあになってるのが現状で、僕の消費体力と結果が見合うものでは無かったので保留中です。(自分がなあなあになった)

この問題を打ち破る銀の弾丸としては、僕が感じたように外界を知ることで会社組織に(合理的に)求めるものが明白となり、その実現には何をしなければ行けないか〜みたいなことを自分で考えられる仲間ができた時に僕も再開しようかと思います。

ちなみに僕は、週休2日制がいいし、管理コストを抑えつつのフレックスもできると思ってるし、大雪の日は命がけで出社する必要はないと思ってる派ですが現状弊社の組織体制では困難かなと言う結論で、あえてなあなあにしました。

とりあえず疲れるので、再開目処は未定です。

12月:PinQleリリース&社内転職&大規模案件

pinqle.app

満を持してようやくリリースすることができました。

ただリリースしてからが非常に大変で、これからの施策の実装は当然のこと、施策自体の全ての工程を自分でやらなければならない状況です。

中のコンテンツに協力してくれそうな所への電話や打ち合わせ、その為の資料作成、プレスリリース記事の作成や紙媒体の配信や投函etc...

1ヶ月で、プログラマーの他に営業職っぽいことや広報職っぽいことやディレクションっぽいことを全てできる限りやってみたら、正直誰かに何かを教えてもらった訳ではないのですが、ひとまず形にはなりました。

当然プロダクトオーナーの弊社取締役の@cw_sakaiさんには御心労をお掛けしてしまって、年末急性胃腸炎にしてしまいました。

そんな中書いていただいた記事がこちらです!!!!

note.mu

12月中にそういったことを全て2人でやらせて頂けたことで、普段のエンジニア職以外のことも経験できましたし、色々な業界の構図みたいなのもわかってきましたし、そもそも色々自分でできそうって自信にもなりました。

ただその代償で、現在絶賛開発中の案件によって年末年始を溶かしてしまった訳ですが(まあ、それだけが原因ではないです)。

そんなこんなな1年でした。

もう眠いので寝ますが、来年もどうぞよろしくお願い致します。呼んでいただければどこでも飛んで行くので色々誘ってください。

あとワインはファンヒルとマイケルデイビットのが美味しいです。