怠慢プログラマーの備忘録

怠慢でナマケモノなプログラマーの備忘録です。

転職して1年が経ったので心境をつらつらと書いてみる

そう言えば新潟から東京の会社へリモート転職をして1年が経ちました。

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業務委託→正社員転職について

入社時の会社ブログでも書いてましたが、業務委託->正社員コンバートだったので入社後に何かすごい変わったかというとそうでもなかったです。 業務委託時から関わりの多かった人たちからは「あ、今日から正社員ですね〜」みたいな会話から始まった気がします。

いわゆる副業という形で業務委託をしていましたが、当時はかなり開発に飢えていた気がするので相当な時間をアサインさせてもらっててその甲斐もあり、入社時のオンボーディング30分くらいでその後すぐに通常業務という感じでした。

通常業務の実態として支障なくコンバートできたので、唯一わからないところが労務的な箇所でしたがまとまった時間をオンボーディングに割いて一括に教えてもらうというより、都度業務委託時から使用しているSlackのtimesでぼやくと誰かしら教えてくれるみたいな環境だったのも非常に良かったです。

また普段から関わりの多いエンジニアの方も同じように正社員コンバート転職していて、かつ同様にリモート転職だったので同じ体験をしている人がいるということが心強かったです。

この体験が個人的にすごくよかったので採用でも関わってる現在の業務委託先でも副業人材の活用を推進したところ今のところいい感じそうです。

新潟から東京の会社へリモート転職について

(コミュニケーションがあーだこーだとか、実際に顔を合わせて仕事するのと比べてどーのだとかは全く業務に支障が現状ないのと、確かに実際に社員のみんなに会いたいはそれはそーなので書きません)

前職時代から現職の他に複数社業務委託としてアサインしていましたが、正社員でのアサインは初の試みでしたので実際に入社するとやっぱりこっちの会社と違うな〜みたいな実感があります。

地方企業あるあるなんですが、企業自体もしくは事業のミッション周辺に必ずと言っていいほど「地方創生」みたいなワードがあって、どこかしらに「新潟」というのがついているのが、個人的に何か縛られている気分で気づいたら少し嫌になってました。

事業のユーザーは移住地関係なく全国民が対象だし、事業自体の性質も地域で制約を受けることもないし、なんならリージョンとかタイムゾーン問題もちゃんと出てくるし、その規模で1日8hの時間を費やせるのは生え抜きの田舎者の私には非常に嬉しいことですし、それが自分にはあっていたので新潟の会社に正社員で所属していた時代も首都圏の企業との業務委託での業務がうまくいっていたと思います。

20代中頃に1度上京を考えてだらっと断念した私には願ってもない機会が訪れていたのかもしれません。

現職について

現職に正式に入社を決定するまで転職先の候補は4つほどあったのですが、最終的には携わるアプリ内のソースコードの状態と今後の課題感、そしてそこにいる人で決めました。

技術観点ではそのサービスを構成するソースコードに愛着が持てるか、今から自分がこのサービスを作ると仮定したときの技術選択と大きく差がないか、その中で適度感な課題と将来がパッと思い浮かぶか、みたいなことを考えていたかもしれないです。

また自分が目にみえる大きな貢献をしなくてもサービスとして伸びそうか、みたいな他力本願的なことも考えていて、これは大体普通の一般社員でしかない人物がそこまでしないとまずいような事業が大体うまくいかないのを何回か内からも外からも観測していたことによるものでした。 あとは単純に結婚もしていたし、その頃からこどもは欲しかったのでサラリーマンとして路頭に迷いたくないという気持ちからです。

上記の観点で合致すると、結果的に感覚や思想、スキルセットも自分に近い人がいる状態になるのでそういう意味では最終的にはやっぱり人でした。

入社時の面談で直属の上司と経営企画側の役員と2回程面談があった中でこれが1番感じたのも、大きかったのかもしれません。

案の定業務上何かを私が尋ねなければならない人、逆に私の方から答えないといけない人両者ともそういう人に囲まれた環境なのでいい意味で気を張らずに過ごせています。

総括

いい時代になったな〜というのと、少額でもローンを組む時に他県会社への在宅勤務形態をわざわざ説明しなければならない地銀の煩わしさと、今年こそちょっと感染落ち着いたタイミングですぐ初出社キメよう(暮れの納会に...とか考えてたら家族内稟議が通らない数にいつの間にかなってた)とか考えてます。