怠慢プログラマーの備忘録

怠慢でナマケモノなプログラマーの備忘録です。

なぜプログラマー・エンジニアの報酬は高額なのか(旧2021年総括的な備忘録)

※2021年今年のやったことを書いていこうかと思ったらいつの間にかタイトルが変わりました。

エンジニアリングを作る立場から使う立場へ

昨年まで開発業務を主として活動していましたが、今年は主に開発を必要としている組織のマネジメントやアドバイザーなどを行う業務へとシフトしていきました。 開発業務を行なっていた昨年まででは有り難いご縁が多く、プログラマー・エンジニアの一般的かそれ以上の相場でお給料や委託費用をいただいて業務を行なっていました。世間一般的に言うと高額な部類に入る金額帯で、2018年くらいから業務委託を本業と並行して行なっていたこともあり懐がだいぶほかほかしてきました。 2016年が社会人1年目だったのでそれから2年後にはある程度複数の収入源が確保できたりとして「ついこの間まで新卒◯年目の人間がこんな収入をもらえるんだ〜」と浮かれていたのがついこの間のような気持ちです。

冒頭の通り年代やキャリアの変遷にも煽られた結果、エンジニアリングを作る人から使う人に周ってみると、その組織やプロジェクトの財務・予算と付き合う機会が多くなりいつの間にか「プログラマー・エンジニアって高けぇな〜」ってなっているのが2021年でした。特に創業期のスタートアップなんかではこの費用が直接的に経営を圧迫して、失敗に終わる会社も見てきました。

なぜプログラマー・エンジニアの報酬は高額なのか

わかりません。

そもそもその恩恵を受けている身なので否定する気もありません。

この先おそらく3年はそう大きく値崩れしないと思います。

ホームページ制作とかが今だと値崩れしたように、これからモバイルアプリだったり機械学習だったりと言うのが今よりも少し安価に手に入る時代はくると思います。(インフラはどうだろ、、、無くならない気がする。)

またノーコードツールの精度が上がったり、義務教育時代にプログラミングに触れていた子供世代が大人になってプログラマーやエンジニアが増えたりしたら、その時も相場は今より下がるでしょう。 その時はお役御免世代に私はいるので若い人たちの邪魔にならないようにお金を稼ぐことだけ考えてます。

おそらく業種問わず大手やメガベンチャーが「もうエンジニアリングは手を施し終わった」と言うタイミングになると、その人材が市場に溢れ始めるので創業期のスタートアップなども手に届きやすい価格になるかと思います。

「もうエンジニアリングは手を施し終わった」

このタイミングはすぐにはきません。感染症状況下の影響でDX化が加速したり、メタバースなんて言葉をよく耳にするようになったり広義でのエンジニアリングが尽きることがなかなかこなさそうです。今の優秀なプログラマー・エンジニアの大半はお金の稼げるエンジニアリングの技術を習得するので、またその人材に大きなコストを支払うかどうかの選択は続くかと思います。

高いエンジニアリング費用を払わないと実現できないのか

これが実は本題です。 創業期のスタートアップや第二創業などでプログラマー・エンジニアが必要になった時に必ずしも高い金額を払わないといけないかで言うとそうではなさそうです。

資金が潤沢にあるのであれば別ですが、そうではない場合エンジニアリング費用をかけて会社の命運をかける一発逆転勝負なんてしないでください。 そもそもそれが本当に成功して黒字化するかどうかわかりません。ちょっとしたアンケートやリサーチしたところで少し確率上がるかもしれないですが、たかが知れてます。

と言うことで

2021年から開発業務自体はお受けしてませんが、事業/技術顧問・アドバイザーや財務関連のファイナンシャルアドバイザーの業務委託は引き続きお受けできそうなので、これから「新規事業を立ち上げたい」だとか「新規事業をするにあたってエンジニアリングコストがボトルネックになっている」でお困りの場合はお手伝いできます。 「新規事業立ち上げたけどうまく軌道に乗らない」みたいなご相談も可能ではありますが、諸々調査した上でその事業やめた方がいいだとか1回振り出しに戻りましょうみたいな結果になる可能性もあるので、それが受け入れられる場合のみご相談ください。

TwitterのDMでご相談いただければ返答させていただきますが、本業を転職した都合で本業の比重を今より上げていきたいので時間の都合上お受けできない場合もございますので予めご了承ください。