怠慢プログラマーの備忘録

怠慢でナマケモノなプログラマーの備忘録です。

個人事業1年経過&本業退職します(無職予備軍になります)

2020年4月1日でめでたく個人事業主として開業してから1年が経過しました。

また、2017年より勤めていた本業の新潟の株式会社クーネルワークと言う会社を5月末で退職することになりました。

個人事業なにやってたの?

最初は個人開発した御朱印アプリが収益化して確定申告が必要になった為、「どうせなら開業届を出して青色申告をしてしまおう」と言うのが発端でした。

enoque.bio

収益化自体はアプリ内課金と物販販売でいい時で月の売上が¥150,000程になり、最初は携帯代金とかその辺の細かい固定費を払っていければ十分くらいの気持ちでしたが、いつの間にか年間課税所得が¥200,000を超過したため仕方なく開業していた形でした。

ただこのアプリをそれなりに運用や広告を出していたところ、首都圏を中心としたいくつかの会社さんからアプリ開発やPM・技術顧問的などの依頼がSNS経由でご連絡いただけるようになり、そのうちのいくつかの会社さんのお手伝いをするようになりました。

本業以外の会社やPJの雰囲気を感じることができたのと、(恐縮ですが)単純に自分のやりたい業務内容・プロダクトを選択することができるようになったので1年間でかなり自由度が増しました。

本業との兼ね合い大丈夫だったか?

基本的に個人事業経由でお手伝いする場合、完全なフリーランスではなく本業として在籍している会社があると言うことは事前に必ず伝えていましたし、それを踏まえて契約してくれる会社さんが多かったので、特に影響はありませんでした。

可処分時間のうち、趣味としてプログラムを書いていた時間が、それに置き換わったぐらいの認識です。 (ただ話の発端になった個人アプリはほったらかしになった...)

何がよかったか

大きかったのは他社の雰囲気や文化、ルールに触れることが多くなったのでその知見が公平に蓄積され、それをもとに本業も専念することができました。

巷でよく転職の理由となる「1つの企業に長年いると悪い意味で慣れが生じて旧態依然が心地よくなる」みたいなことはこれによって解消されていたかと思いますし、本業の既存体質に影響されることなく業務はできていたかと思います。

他社のいい所・悪い所を見ていたこともあり、個人的に本業の会社のフラストレーションとなる事象に関しても「それぞれの組織上の制約って本当それぞれだから仕方ないよね」と言う解釈が生まれフラストレーション自体も軽減され精神衛生的に安定するようになりました。(別に特段フラストレーションとなる事象が多かった、と言うことではなくてみんなどこの会社・組織にいても少なからずはあるよね、と言う一般論です)

総合的には「個人的にやりたいことが仮に組織の制約上できなかったとしても他ですることはできるし、プログラマーとして本業で求められているポジションに気持ちよく専念することができた」といった感じでした。

と言うことで退職します

ここまで「本業と個人事業の掛け持ちが順風満帆です」みたいなこと言ってアレなんですが、5月末をもって本業の会社を退職することとなりました。

「なんで辞めるの?」とか「次どうするの?」と言う話はもう少し時期が近くなってから退職エントリーとして書こうかと思います。

ひとまず退職に関しては確定し、公表できる状態になったので来月からいわゆる「引継ぎ」に入るのですが、実は社内で引き継ぎ先が見つからない、そもそも引き継ぐぐらいなら潰してしまった方が、もしくはきりのいい所までやり切るみたいな選択になりそうなものがほとんどなので、引継ぎに必要な他社員とのコストがあまり発生しません。

よって4月よりほぼフルリモートでひたすら開発を進める形を取らせてもらうことになりました。

と言うことで、出退勤に必要な移動時間0分・話し相手がいないと言う隠居生活を退職まで送ることになりましたので、めでたく無職予備軍に昇格します🎉